活動一覧

令和6年度 支部合同研修旅行


令和6年10月27日・28日

長野県建築士事務所協会大北支部、長野県建築士事務所協会大北支部賛助会、長野県建築士会大北支部、長野県建築物防災協会大北支部の合同研修旅行

新潟県方面の建物見学2日間の様子

 



清津峡渓谷トンネル(日本三大渓谷)


「大地の芸術祭2018」イベント開催に併せトンネル内は建築家
マ・ヤンソンによってリニューアルされ、トンネルの入口から
最深部までを通し「Tunnel of Light」というひとつの作品となっ
いる。










森の学校キョロロ


豪雪地松之山の山中に、自然科学をテーマとした教育研修施設。

建設前の棚田の畦道の形にそって蛇のような平面形態として作られた。
長さ160mの耐候性鋼板(重さ2000t)で覆われた建物の先端に蛇
首を持ち上げたような塔屋(高さ34m)がそびえ立ち、この建物
シンボルとなっている。

300件の公募の中から、手塚貴晴+手塚由比の設計による。







越後妻有里山現代美術館


中庭を自然の1つの池にし、それを取り囲むように内側に回路を配置
したコンクリート打ち放しの正方形の建物となっている。











内部空間に配置された展示室は、回路から池へとつながる連続し
空間構成で、内へと開かれた美術館となっている。


設計は原広司+アトリエ・ファイ建築研究所。








摂田屋(越のむらさき・吉乃川酒ミュージアム・サフラン酒本舗)


摂田屋は、旧三国街道に面した新潟県長岡市の地名で、古くから酒、
味噌、醤油などの醸造が盛んな地域である。

サフラン酒製造本舗の土蔵はこて絵で飾られた蔵が特長的で、登録
有形文化財となっている。
(吉乃川酒造醸蔵や越のむらさきも登録有形文化財)








 

2024年10月29日

令和5年度 支部合同研修旅行


令和5年10月22日・23日

長野県建築士事務所協会大北支部、長野県建築士事務所協会大北支部賛助会、長野県建築士会大北支部、長野県建築物防災協会大北支部の合同研修旅行

静岡県方面の建物見学2日間の様子

 




静岡県富士山世界遺産センター


富士山世界遺産センターは浅間大社の南側、神田川の西川沿いに建つ建物で、
富士山の自然、文化、歴史など情報の発信地となっている。

逆富士型の展示棟をセンターにし北棟、西棟の3棟に分かれた部分を、ガラス
カーテンウォールでつないでいる。

円錐状に広がりを持つ木格子が印象的で、この格子は8000ピースあり、すべてが形状が違い3次元でプレカットして組み上げている。






3階まで吹き抜かれたエントランスホールから、螺旋状のスロープにより上部
へと展示室に誘導され、富士山の登山道に見立てた映像をを見ながら5階まで
上がると展望ホールとなっており、屋外テラスにも出入りが可能で晴れた日に
は富士山が目の前に見ることができる。


設計:(株)坂茂建築設計















韮山反射炉


韮山反射炉は、伊豆の国市中字鳴滝入に現存する反射炉の遺跡で、高さ
15.6mの連双2基で合計4炉で構成されている。

1922年に敷地も含め国の史跡に指定され、2015年にはユネスコの世界遺産
として正式に登録された。















日本平夢テラス


標高300mの丘陵地の山頂に建つ360度の展望・回廊施設で、三保の松原
や駿河湾の海岸線から富士山に伸びて行く景観を楽しめる観光施設となっ
ている。

法隆寺の夢殿をヒントに八角形の平面構成となっていて、県産材のヒノキで
表現された小屋組みが軒を大きく突き出し、鳥が大きく羽ばたいているよう
にも見え、シンボリックなデザインとなっている。










内部は1階が日本平の歴史・文化の展示エリアとなっていて、中央の吹き抜
かれた木階段から上の階へと導かれる。

2階に上がると景色を楽しみながらくつろげるラウンジスペース、又その上
の3階は展望スペースとなっている。


設計:(株)隈研吾建築都市設計事務所













 

2024年10月24日